6月の新緑の美しい季節に、星野リゾート奥入瀬渓流ホテルに宿泊しました。
昨年は同時期に星野リゾート青森屋に宿泊。そのとき、近隣(といってもバスで1時間くらいはかかるのですが)の奥入瀬渓流ホテルも気になっていたのです。
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
アクセス
三沢空港から定額タクシーで13000円(青森タクシーで要予約。クレジットカードが使えます)。
エントランス
外観はクラシカルな山岳リゾートです。
中に入ると大きなシャンデリアが目の前に飛び込んできました。ロビー、フロントはもとの内装を生かしつつ、モダンにリニューアルされています。
ラウンジ
そして奥には緑豊かなラウンジ。
岡本太郎作の「森の神話」のオブジェが印象的です。
チェックインタイムになると、ウェルカムドリンクが振舞われます。
青森らしく、数種類のリンゴジュースとリンゴシードルを飲み比べ。
アクティビティの受付のある「渓流BASE」ラウンジにも岡本太郎の遺作「河神」が。
渓流BASEラウンジは別棟にもあります。別棟も全て廊下で繋がっています。
こちらのラウンジにはコーヒーマシンが設置されており好きな時に好きなだけ飲むことができます。
朝の時間帯だけ、特別にクロモジ茶が振舞われます。
部屋
お部屋は東館2003。なんと鍵の飾りとして苔が入っています。
フロントや大浴場にアクセス抜群。
部屋はスタンダードなツイン。十分な広さとオシャレな間取り、緑豊かな景色に圧倒されます。
間取りとしてはツインですか、子供用にソファをアレンジしていただき、ベッドは3台用意されていました。
子供用にはデイベッドの上にマットレスを敷いてくれているようです。
窓の外には岡本太郎作品の「河童」。
外を眺めるのに快適な小さなデイベッド兼ソファ。エアコンにオシャレなカバーが掛かっており部屋全体の雰囲気を壊さないように細心の注意がされています。
壁掛けテレビの横には、木のオブジェ。
横にはカフェコーナー。オリジナルのコーヒーとお茶、湯沸かし器、冷蔵庫にはリフィル式の水が入っています。
クローゼットにはタオルと館内着、金庫。
洗面台も光の差し加減も含めたデザインがオシャレ。
アメニティはセルフサービスなので、フロント横や廊下にいくつかあるアメニティコーナーから必要なだけ部屋に持参します。
バスタブはなくシャワーブースのみ。大浴場があるので、星野リゾート界でよくみる部屋を広く使える間取りです。
トイレも広々。壁紙の質感と色も好みです。
玄関の踊り場も広々としていて贅沢な作りです。
館内はスリッパと館内着で歩き回れます。
大浴場に行く際にはカゴにタオルを入れて持って行きます。
大浴場
大浴場は男湯、女湯が離れた造り。こちらは女湯の入り口。こちらは男湯の入り口。
渓流露天風呂から、素晴らしい景色を眺めながらの入浴は唯一無二です。
(↑温泉の撮影は不可なため、楽天トラベルより引用しました)
大浴場付近にはランドリーコーナーもあり、連泊にも優しい。
アクティビティ
渓流BASEはアクティビティ受付、集合場所ともなっています。
アート作品作り
苔、シダ、瓢箪を使ったアート作品を作るアクティビティもあります。作品の購入もできます。
シダを使った風鈴。
瓢箪を使ったランプ。
渓流オープンバスツアー
日本の国立公園の中で「国立公園の特別保護地区」、「国の特別名勝」、「天然記念物」に指定されている場所は黒部、上高地、奥入瀬渓流の3つだそうですが、奥入瀬渓流は圧倒的にアクセスが良く初心者向けです。
アクセスの良さたるや、オープンバスで奥入瀬渓流のハイライトを楽しみながら十和田湖まで行けるツアーがあるほどです。ハイキングも楽しいですが、全体像を把握する意味でも到着日にこのツアーに参加する価値があります。
バスに乗ってまもなくまるで夢の中のような幻想的な景色が広がっています。渓流に沿って堂々と道路が走っているのはちょっと情緒が,,と思いましたがこのアクセスの良さは世界的に見ても類を見ないのではないでしょうか。
新緑を全身で浴びるできました。
苔アート解説
苔アートの解説もアクティビティ一つ。無料で参加できます。
乾燥させて眠らせている生きた苔
渓流ディスカバリートーク
奥入瀬渓流の成り立ちや楽しみ方を発表者それぞれの視点で語られるので、何度参加しても発見があります。
食事
夕食
今回のお食事は2食ともブッフェレストラン「青森りんごキッチン」。
このほか、フレンチレストランSonoreもあります(小さい子様連れならやはりブッフェ)
レストランの名前通り、1番目立つところにりんご料理コーナー。
贅沢なリンゴジュース飲み比べ。
温菜コーナー。
お刺身たっぷりの「のっけ丼」は大人気。
ライブキッチンではローストビーフとホタテとマグロのフライ。ホタテとマグロの火の通り具合は半生で、何度もお変わりしてしまいました。
郷土料理のせんべい汁。
ライブキッチンにて、特製アップルパイ。ソフトクリームは自分で盛り付けます。
デザートコーナー。
朝食
朝食もブッフェレストラン「青森りんごキッチン」にていただきました。
サラダコーナー。
温菜コーナー。
パンも種類がいっぱい。
和食コーナー。
イクラたっぷりのサケイイクラ丼が作れます。
デザート、シリアルのコーナー。
ドリンクコーナー。リンゴジュースは夜と違い1種類のみでした。
ライブキッチンでは、珍しいホタテのオムレツを作ってもらえます。
ライブキッチンの搾りたてリンゴジュースも美味でした。
こちらもライブキッチンで、特製のりんごのパンケーキを作ってもらえます。
まとめ
念願の奥入瀬渓流ホテル。これまでに宿泊した星野リゾートの中でダントツに素晴らしいホテルでした。
全面改装されてモダンな内装ですし、渓流を眺める露天温泉は最高でした。ラウンジの岡本太郎の「森の神話」というオブジェが印象的でした。
日本の国立公園の中で「国立公園の特別保護地区」、「国の特別名勝」、「天然記念物」に指定されている場所は黒部、上高地、奥入瀬渓流の3つだそうですが、奥入瀬渓流は圧倒的にアクセスが良く初心者向け、にも関わらずまるで夢の中のような幻想的な景色が広がっており、また絶対行く!と心に決めました。