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ザ・ファーム:充実の雨天アクティビティ

今年も友人家族と一緒に千葉の農園リゾート、THE FARM ザ・ファームに行ってきました。

初日は大雨で、チェックインまで当初どのように過ごすか迷いました。

到着してから知ったのですが、通常は有料で提供される工作などが無料で楽しめる雨天専用アクティビティが用意されていました。どこかで時間を潰す必要はなく、大変楽しく過ごせましたので、その内容の一部をご紹介します。

雨天アクティビティ

傘作り

ビニール傘に油性マジックで傘の裏側から絵を描き、フェルトで作ったてるてる坊主を付けるだけ、子供でも簡単にできてとても楽しいアクティビティです。通常は1100円ですが、雨天時は無料で体験できます。所要時間は約30分です。

フロントで空き状況を確認して予約します。コテージ棟のラウンジ隣の部屋で実施しました。

子供達は大喜びで、一面一面、楽しそうに絵を描いていました。雨の日はこれをさして保育園に行くんだ!と雨の日のモチベーションも上がったようです。

先日、ディズニーシーでタワー・オブ・テラーに乗ったのがとても楽しかったらしく、シリキ・ウトゥンドゥの絵や、ハイタワー氏の絵などをノリノリで描いていました。

文字を書くときは、薄い紙にまず文字を書き、それを裏返して傘の下に敷いて、トレーシングすれば綺麗に書けます。5歳児には理屈が分かりにくかったようですが、やってみて納得したようでした。幾何に関する理解が深まる実体験にもなりました。

キャンドル作り

キャンドル作りは雨天時でも一つ1500円の有料アクティビティです。今回は雨天のせいかカフェで実施されました。

ザ・ファームの植物やナチュラル素材を使ってオリジナルキャンドルを作れます。ひと家族で1個を協力して作ることもできます。

芯となるキャンドルを紙コップに入れて、その周りにドライ植物を入れてデザインしていきます。そこに溶けた蝋を入れて冷やし固めて終わりです。

固まるまで時間がかかるので、製作が終わったらその場でスタッフさんに預けて、後ほどラウンジまで届けてもらいます。

緑だらけのキャンドルが完成しました。シリキ・ウトゥンドゥの緑の目をイメージしたそうです。

ヒンメリ作り

やってみようと思いつつ、時間がなくてやれなかったアクティビティの一つがヒンメリ作りです。

ヒンメリ(himmeli)とは、乾燥した麦藁を糸でつないで作る北欧の国・フィンランド伝統の飾りで、別名「光のモビール」とも呼ばれるそうです。

↑ザ・ファームのホームページより引用させていただきました。

長い冬を越えるフィンランドの人々にとって、ヒンメリは太陽とのつながりを感じられる光のモビール。太陽と豊穣のシンボルである麦藁を使ってつくる幸運のモビールとして、冬の時期以外にも日頃から食卓やゆりかごの上などに吊るし、幸福を願うためにも飾られるそうです。

テラリウム作り

ザ・ファームのコテージエリアのラウンジ入り口にも飾られているテラリウム。これを雨の日には無料で作ることができます。

ザファームの苔、乾燥した土、綺麗な石のセットを受け取り、あとは自由にデザインします。

ザ,ファームに生息する多種多様な植物を採集して、お部屋やデッキで好きなグリーンの世界をガラスの容器の中に作り上げるアクティビティです。素敵ですね。


↑THE FARMのInstagramトップページより借用させていただきました。

雨の日のアクティビティはザファームのホームページにも案内があります。テラリウムは今年から始まった新しいアクティビティらしいので、要チェックです。

https://www.thefarm.jp/pdf/amenohi2.pdf
https://www.thefarm.jp/pdf/amenohi2.pdf

補足

野菜の収穫体験は、強い雨では中止になってしまいます。幸い少し弱まったタイミングで開催されたのですが、もし宿泊初日、2日目両方とも悪天候で中止になった場合は、チェックアウト時に収穫済みの野菜をお土産としていただけるそうです。

また雨の日に敷地内を移動するときには、レインウェアがあると便利です。子供達は長靴が必須です。

なお、2021年から各コテージに焚き火スペースができました。アウトドア好きにはたまらないようです。

まとめ

今年も友人家族と行ったザ・ファーム。初日は大雨でしたが、沢山の雨の日アクティビティが用意されており、むしろ忙しいくらいでした。

当初はチェックインまでどのように過ごすか迷いました。しかしながら、通常は有料で提供される工作などが無料で楽しめる雨天専用アクティビティが用意されていました。どこかで時間を潰す必要はなく、大変楽しく過ごせました。

天気に左右されるキャンプ、グランピングですが、ザ・ファームは雨でも楽しい場所であることを知れました。

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