今年の夏休みは家族で初めてのボルネオ島コタキナバルに滞在しました。
ロイヤルブルネイ航空に乗ってみたかった(レガシー航空なのに安価、コタキナバルとほど近いブルネイ乗り継ぎは遠回りではないしブルネイ自体に興味あり)こと、物価が比較的安いこと、オランウータンやラフレシアなどボルネオ島でしか見られない動植物に惹かれたことが大きな理由です。
初日は寝るだけのため、マリオットボンヴォイポイントでル・メリディアン・コタキナバルに1泊。
ル・メリディアン・コタキナバルをチェックアウトしてからタクシーに乗り込み、メインの滞在先であるシャングリラ・タンジュアルに到着。
シャングリラはコタキナバルにふたつあり、より高級で大人向けとされるシャングリラ・ラサリアと迷いましたが、空港や市街から離れておりツアー参加に不便なこと、タンジュアルはリゾート内に船着場があり離島ツアーに気軽に参加できることから、初めてのコタキナバル滞在はタンジュアルに決めました。
シャングリラ・タンジュアル
アクセス
ル・メリディアン・コタキナバルのあるコタキナバル中地街からタクシーで30リンギット、約15分で到着します。夕方は道路が混雑するのでもう少し時間がかかります。
空港からも30リンギット、15分程度とどこからもアクセス良好。
エントランス
ザ、南国リゾートな雰囲気のエントランス。
天井が高く広々としたロビー。
夕方は伝統的な音楽も奏でられ、雰囲気たっぷり。
チェックイン前に冷たいフルーツティーをいただき、フロントでチェックイン。
5泊の長期滞在にワクワクします。
部屋
部屋はキナバルウィングの429号室。
シービューの素敵なお部屋。スタンダードな造りでも、十分に豪華な内装です。
バルコニーからは離島も見える素晴らしい眺め。部屋にいるだけで癒されます。
他の客からの死角になる位置に水着が干せる場所もあります。
テレビのサイドボードにはネスプレッソマシンと、リフィルのウォーターボトル。
ベッドの横には荷物置きとチェスト。
ベッド横のクローゼット。
ソーイングセットや
スリッパ代わりのビーチサンダル(プラスチック不使用)もあります。
広々としたバスルーム。
バスタブとは別にシャワーブースがある造りです。
洗面台はシングルボウル。
アメニティも歯ブラシも含めてフルで揃ってます。
ランドリーサービス
長期滞在だったので、ランドリーサービスを2回利用しました。
25服(靴下は左右で1カウント、ワンピースも1カウント、ショーツも1枚で1カウントです)で140リンギット。丁寧に畳まれ、匂い袋と共に帰ってきます。
プール
シャングリラタンジュアルのプールはバラエティに富み、一日中遊べます。
こちらは大人用インフィニティプール。最深で180cmほどあり、足がつきません。
子供が少しでも入りそうになると、ライフセーバーさんがすぐにホイッスルを吹いて制します。さすがシャングリラ、ライフセーバーさんが本気です。
プールで気づいたのは、韓国人客の多さ。8割は占めていたと思います。韓国人に大人気の旅行先のようで、何と1日5便の直行便があるそうです。
日本人は欧米人よりも少なく、ほとんど日本人を見かけませんでした。
子供達で賑わうファミリープール。
3本のウォータースライダーのあるキッズエリア。
水風船を使ったゲームも大人気で10分以上並ぶことも。
ここで働くおじさんと仲良くなり、帰りはお互い寂しいね、と言いながら別れました。
キッズルーム
12歳まで入れます。4歳以上なら親の同伴なしでも子供だけで遊べるので、親も子供もハッピー。
毎日開催されるキッズアクティビティ。特に15時からのアクティビティはクッキングクラスなど特に力の入ったハイライトになります。
クッキングクラスでは、エプロンやコック帽を付けて、クッキーにクリームやチョコレートをデコレーションをして最後は賞状までもらえました。
これらのアクティビティは、なんと宿泊者なら全て追加料金は不要です。
大人も楽しめるアクティビティも毎日開催されます。
大人のクッキングクラスでは、シャングリラ特製カレーとクレープを作るクラスも。もちろん無料です。
朝ヨガはChi Spaの中のヨガパビリオンで開催。
豪華なスパ施設に入れるだけでも参加する価値あり。
ハーブガーデン
駐車場の奥に、ハーブガーデンがあります。
週一のグリーン・ツアーではスタッフさんが案内してくれて、ハーブの味見もさせてもらえます。
ハリのないミツバチを飼っていて、味見をさせてもらえました。
ディスカバリーセンター
カクレクマノミを繁殖しているミニ水族館のような施設です。
グリーンツアーでは、カクレクマノミの生態の解説や、ヒトデなど海の生き物を触らせてもらえます。
レジャーセンター
シャングリラ・タンジュアルには桟橋があり、ホテル敷地内から離島ツアーに参加できるのがとても便利。
やや割高ですが、シャングリラのボートでシャングリラ担当のスタッフさんが至れり尽くせりでお世話してくれます。
マヌカン島でのんびり。
ジム
人が少なくて快適なヘルスクラブ。
スターラウンジ
チェックアウトした後、夕方出発の方が過ごすためのラウンジがスターラウンジです。
追加料金でレイトチェックアツトにしようと思いましたが、残念ながら次のお客のための準備のためレイトチェックアウトは叶わず。
その代わり、スターラウンジのチケットをもらえます。
トランクをフロントに預けて、手荷物をロッカーに入れて、手ぶらでリゾート施設をそのまま利用できる、シャワーやサウナ、ジャグジーまで使えるので快適に過ごせました。
シャワーやサウナ、ジャグジーはまるでスパエリアです。ジムでロッカーの鍵とタオルを貸してもらい、滞在中はいつでも使えます。
サウナとジャグジーは韓国人の方にはあまり人気はないようで、ラウンジが満席の時にでも独り占め出来ました。
まとめ
以上、シャングリラ・コタキナバルの部屋と施設のご紹介でした。
シャングリラ・タンジュアルはリゾート内に船着場があり離島ツアーに気軽に参加できることから、初めてのコタキナバル滞在はタンジュアルに決めました。シャングリラ・タンジュアルに5泊しましたが、もっと居たいと思うくらい、毎日飽きませんでした。
またコタキナバルに行く際には、空港や市街から離れた、よりリゾート感のあるシャングリラ・ラサリアに宿泊してみたいと思います。