年末年始はLCCで台湾旅行に行ってきました。結婚してからは初めて、久々に海外での年越しでした(今となっては遠い昔のようです)。
これまではANAカード含めた陸マイラー活動で貯めたANAマイルを使って主人の実家に帰省していましたが、年末年始は利用制限があるため、昨年は一週ずらして3連休のローシーズンで帰ることにしました。
一方、会社の休日は1/28-1/5まで丸々1週間あるため、旅行に行くことにしました。
年末年始はどこも航空券代ないし宿泊費が高くなるのですが、ピーチでの台湾への1人往復航空券代は4万円弱と格安でした。そこで今回の年末年始は台湾旅行となりました。
ヴォランドウーライ Volando Urai 馥蘭朵烏來渡假酒店
今回は、台湾初の本格リゾートスパとして有名なヴォランドウーライに2泊しました。
ヴォランドウーライ・スプリング・スパ・リゾートは、2013年Relais & Châteauxルレ・エ・シャトーから台湾会員として認定されたホテルです(台湾では唯一)。
ルレ・エ・シャトー・グループ(RELAIS & CHATEAUX)は、1954年にフランスで誕生した世界的権威を誇る高級ホテルブランドです。
おもてなし、部屋、景色、温泉、食事、全てが感動的で、周辺の烏來観光もとても楽しく、素晴らしい滞在となりました。
今回はアクセス方法と部屋についてご紹介したいと思います。
アクセス
MRTの新店駅から、宿泊者無料のバスが出ています。2泊分の荷物を持ち、ヒルトン新板にトランク等不要な荷物を預けての小旅行です。ヒルトンのある新板駅からほぼ真っ直ぐで、タクシー利用でもMRT利用でもさほど時間は変わりません(コスパは圧倒的にMRT利用です)。入浴や食事の場合は50元/一人(片道)で利用することが可能です。
座席に限りがあるため、送迎シャトルバスを利用希望の場合はメール、電話で事前予約をお勧めします。
発車10分前にはMRT新店駅の出口前7-11向こう右側の「バス停」で待つ必要があります。バス停はスターバックスの目の前にあります。
クネクネした山道を進んで40分位でヴォランドウーライに到着します。
フロント
館内に入口は宿泊客用と日帰り入浴客用とに分かれ、8歳以下の宿泊は不可、入浴は12歳以上からと徹底されています(今回はそれを知らずに予約したところ、子供を部屋から出さない前提で特別に宿泊許可いただきました、感謝)。
ロビーで目を引くのは周囲にある烏来在住の芸術家たちの作品。大きな窓の前には蓮の花のオブジェがあります。ドラは、台湾の特産物である黄銅を用いて製作されたもので、誰でも自由に鳴らすことができます。
エメラルドグリーンの不思議な色の川はいつまでも眺めていられる魅力があります。
部屋
客室は全23室で5タイプです。スーペリア、グランドビュー、ルーフトップスイート、レイクスイート、ヴォランドスイートで全て2名定員となっています。
今回は最もお手頃なスーペリアにしました。
どの部屋にも天蓋つきのダブルベッドがあります。
部屋風呂
大きな石風呂がついており温泉がジャブジャブ出てきます。子供はほとんどを部屋で過ごしたのですが、この温泉はとても楽しめました。親子3人で入っても十分な広さがあります。
アメニティ
アメニティはクラランス、パジャマやバスローブも完備しています。トイレはウォシュレットの個室です。
オールインクルーシブ
宿泊料金には温泉利用、アフタヌーンティー、夕食、朝食が含まれており、DVDも無料で借りられ自由に鑑賞することができます。エレベーターに乗る際はルームキーが必要となるのでセキュリティー面も万全です。
まとめ
ヴォランドウーライは、まるで別世界のような大自然と静けさの中で、とびきり贅沢な時間が過ごせる豪華なリゾートです。常々、南国リゾートに本格的な温泉スパがあれば完璧だなぁ、と思っていましたが、まさにその願いが叶いました。
九份などと比べてガイドブックに大きく取り上げられることの少ない烏来ですが、観光客でごった返すことなく、客引きも少なく、綺麗な無料施設も多く、上品な雰囲気です。ダイヤル族に美形が多く、モデルや俳優として成功している人が多い(ビビアン・スーが有名です)から、寄付などで充分潤っているのかなぁと思いました。
台北周辺の有名どころは制覇した、という方にお勧めのリゾートです。