2023年6月に就航したばかりのヴァージンオーストラリア航空でケアンズに行ってきました。息子の小学校始業式直前、遅めの夏休みです。
お盆を外した時期とはいえ、繁忙期の8月。それにも関わらず、航空券は往復で1人約10万とリーズナブル。直行便で約7時間という気軽さも旅行先の決定打になりました。
ヴァージンオーストラリア航空・羽田⇔ケアンズ
羽田⇔ケアンズ路線は、羽田空港国際線の第3ターミナルからの発着です。
水やコーヒー、預け荷物は23キロまで無料ですが、座席指定、アメニティ、食事やその他のドリンクは有料と、LCCとレガシーキャリアの中間のような位置付け。
機体はボーインク737。通路は一つでまるで国内線のサイズです。飛行機の性能が上がると、小さな機体でも遠距離運航出来るようになるのですね。
日本からはヴァージンオーストラリア航空サイトで直接予約はできない為、Trip.com経由で予約し、事前に有料の座席指定も行いました。Trip.com経由ではパスポートの登録が事前に出来なかったことが不安でしたが、当日のチェックインはスムースでした。
なお、当日に空席があれば、座席の融通は利かせてもらえそうです(実際、当日の座席には余裕があり、3席丸々空いたブロックが数箇所見られました)。
また2023年7月よりヴァージンオーストラリア路線でANAマイルが貯められるようになりました。ANAマイルをチェックインカウンターで登録してもらう為、早めにカウンターに向かいます。
往路
余裕を持って早めに羽田空港に到着。往路便は3時間以上前の18:15からチェックイン開始で1番乗りでした(離陸は21:45)。
スムースにチェックイン手続きを終え、目移りしてしまうレストラン街で夕飯をゆっくり食べてから、出国。
コロナ明けの夏休みということで、カードラウンジは超満員で順番待ち。ラウンジに入れた後も、ゲートは141番と遠いので、21:00の搭乗までそれほどのんびりは出来ません。
あっという間に搭乗手続き。チェックインカウンターでANAマイルをつけ忘れたら、搭乗カウンターでも手続きしてもらえます。復路便のマイル登録のためにはケアンズで手続きが必要とのこと。
機内は綺麗で快適。確かに狭いですが、小柄な日本人にとってはそれほどきつくは感じません。トイレが少なく、着陸前は大混雑しますので、消灯中の空いている時に行くのがおすすめです。
機内食は有料。なかなか美味しそうなメニューが揃いますが、深夜の往路便では見送りました。
USBポートは座席に一つずつ付いています。専用モニターはなく、自分のスマホ・タブレットからメディアにアクセスします。
あまり眠れませんでしたが、目を閉じて休んでいたらあっという間にケアンズに到着しました。
ケアンズ空港自体は、シンプルなつくりで広くないので迷うことはありません。
荷物をピックアップし、バイオセキュリティチェックを受けてようやく外に出ます。ちなみに、オーストラリアでは有袋類など独自の生態系維持のために、バイオセキュリティは特に厳しくなっています。
着陸から空港を出るまでトータル30分ほどでした。
復路
復路もスムース。空港自体が小さいので、迷うことがありません。
チェックインカウンターでは忘れずにANAマイルを登録してもらいます。ヴァージンオーストラリアのチェックインカウンターは、ジェットスターと比べて空いていました。
離陸時間の2時間前に到着して、十分に余裕があります。
出国後のエリアにあるカフェやレストランは、入国後エリアよりも賑やかで充実しています。
復路は夜遅い到着のため、機内で夕飯をいただきました。
朝、カフェ巡りをしたので、あまりお腹は空いておらず、オーストラリア版カップヌードルを注文。
Mr Lee’s Zen Garden Vegetable Miso Noodle(ミスターリーズ 禅の庭をイメージした野菜と味噌のヌードル)ら、味噌味のベジタブルヌードルですが、ジンジャーが効いており、味噌汁とも違った不思議な味。野菜嫌いの息子は美味しい美味しいと食べていました。グルテンフリー、ヴィーガン、低糖質のヘルシーなヌードルです。
まとめ
ヴァージンオーストラリア航空は、2023年10月からスターアライアンスのメンバーとなり、ANAマイル加算だけではなく、ステータスポイントにも反映されるそうです。
羽田からケアンズまで7時間。ジェットスタートの競合で、オーストラリアを身近に感じられる存在にしてくれたことに感謝しかありません。
今後もこの路線が続いてくれることを期待します。