ベビーシッターを利用することは、はじめは少しハードルが高いかもしれませんが、実際に利用してみて、たくさんのメリットが見えて来ました。
保育園は本当に素晴らしいシステムだと思います。必ずしも母親が育児や幼児遊びが得意な訳ではないため、そこを補っていただけますし、キャリアをあまり開けずに仕事を再開することができます。
正直なところ、一日中育児をするよりも仕事をしている方が肉体的にも精神的にも楽だというのが本音です。専業主婦業は本当に尊敬されるべき大変な仕事だと思います。
今回は、保育園以外のお勧めの育児サポートについてです。
オススメのサービス
病児保育フローレンス
保育園以外で1番お世話になっているのが、病児保育のフローレンスです。
保育園に入りたての頃は、風邪をひきやすいため、病児保育のサービスに何度も助けられました。急な発熱による保育園からの呼び出しは避けることはできませんが、朝熱が高めの場合には、無理して保育園に連れて行くよりも、予め病児保育のベビーシッターさんにお願いすることで、なるべく仕事を休まないようにしています。
プロによる万全なサポート
すぐに休ませることで、回復も早くなり、またプロによる看病と本部によるバックアップ体制により、安心して仕事に集中できます。実際、地元の小児科で特定できなかった診断(上気道炎、所謂風邪)も、フローレンスと契約している巡回医師がRSウィルスと特定してくれたことがあります。
また、子供が夜中に熱を出したりすると看病で親はほとんど寝ることができません。翌朝、ぐずる子供を小児科に連れて行き、お薬をもらい看病でするという一連の流れは、大変な重労働です。会社に行き、デスクワークをするのは、ある意味親にとっての休息でもあるのです。
補助金をもらえる
病児保育は自治体や会社から補助金がもらえる可能性があります。発生した料金に応じて、金額が大きい方に請求しましょう。
周囲の評価が上がる
病児保育を利用しているため、急な発熱で休む必要がありません。育児には理解のある職場ですが、やはり仕事を急に休まないという姿勢・現状は、頑張っているという好意的な印象を潜在的に与えることができるようです。
仕事も手加減なく任せてもらえますし、昇格のチャンスが早まりますので、多少の料金が発生しても長期的な視点では非常にお得です。
児童館の一時預かり
自治体の児童館では一時預かりのサービスがある場合があります。
千代田区では1時間500円で一時預かりをしてもらえる有難いサービスがあります。0〜2歳児クラスの保育園代も安価ですし、比較的高い家賃を払う価値があるのではないかと思います。
友人と会う際に、良く児童館での一時預かりを利用します。独身の友人と会う時、子連れでは中々行けない場所に行く時、夫婦で映画を見に行くとき、など色々活用させていただいています。
また、児童館には生後2ヶ月から通っており、一時預かりは生後6ヶ月を超えたあたりから、少しずつ慣れさせていたので、子供は児童館がもう1つの保育園だと思っているようで、とても楽しんでいます。家にはないおもちゃ、先生、お友達に夢中になっています。
特にプラレールは嵩張りますし、広い場所が必要なので狭い我が家では購入していません。児童館にはプラレールがあるので、それだけでも大興奮してくれます。
キッズライン
キッズラインが一人ひとり面談・研修を行ったサポーター(ベビーシッター)が多数登録されており、アプリを通して気軽に短時間から利用できるサービスです。
入会金・登録料は0円。1時間1000円〜で利用できます。
自分に合ったシッター(音楽・病児保育・英会話等細かくソートできます)をアプリ上で予約・クレジットカードで決済を行うことが可能です。徹底したIT化によりコスト削減している模様です。
キッズラインは児童館の予約が取れない場合、児童館は日曜休館のため予定が日曜日の場合に重宝しています。
初めて利用する際にはクーポンを使えたため、復帰前に主人と映画を観に行く際に4時間使ってみました。育児から離れてゆっくり映画を観られたことに感動した事を覚えています。
人見知りしなくなり何にでも興味を示す
児童館やキッズラインを定期的に利用することで、人見知りをしなくなりました。また、何にでも興味を示すようになりました。これは子供の性質なのか、環境によって変わったのかは分かりませんが、個人的にはとても良かったと思っています。
親の身勝手と言われるかもしれませんが、あまりに育児にかかりきりになり子供の事しか考えられなくなったり、ストレスを抱えるより、母親がご機嫌でいられる方が、家族みんな笑顔でいられると思います。
まとめ
ベビーシッターサービスを活用すれば、自分の時間を作ることができ、ストレスを発散することができます。
また病児保育を利用することで、潜在的に周囲からの評価が高まり、かけたコスト以上のリターンが見込める可能性もあります。自治体や会社の福利厚生による補助があれば、なおお得に活用できるでしょう。
少し抵抗がある、という方も、数時間から始めてみてはいかがでしょうか。