体験談

デジタルアート展感想: 巨大映像で迫る五大絵師─北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界─

日本美術の傑作を大画面で超高精細デジタルアートとして蘇らせる展覧会「巨大映像で迫る五大絵師─北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界─」が、大手町三井ホール(ワクチン接種会場の隣)で開催されています。

たまたま駅構内を散歩していて、面白そうだなと思い行ってみました。

大人1人2000円、子供は無料です。それほど混雑はしていません。

原画展ではなく、精細なデジタル画像を大画面で体感すると言うものですが、アートのハードルがいい感じに下げられていて個人的には好きです。

アートは直感的に感じ取る部分に加えて、その歴史や背景情報をどれだけ知ってるかも楽しむポイントなのかなと思いますが、後者はその作者さんのファンで無い限り、結構おざなりになってしまいます。(教養が十分あれば困らないんですがね、、恥ずかしながら無策で足を運んだものの消化不良になること多々あります)

今回の展示では、まず絵師様の代表作について各々見るべきポイントが動画で解説されます。ナレーションは尾上松也さんと光浦靖子さん。原画では気づかない1円玉サイズの細かい部分も、大拡大して説明してくれます。

そのあと、巨大な三面スクリーンに移動して、ダイナミックな音楽とCGエフェクト付きで改めて魅せてくれます。写真撮影タイムもあります。

三面スクリーンを出ると、富嶽三十六景と東海道五十三次が1分間に5枚ずつ流れるデジタルサイネージがずらっと続きます。

原画でなくても、ここまで楽しめるんですね。