マイル・旅行

ズボラな旅行好きのためのゆる陸マイラー活動

2年くらい前から陸マイラー活動を始めました。

マイルとは

飛行機に乗った時に距離に応じて付与される航空会社のマイレージ(マイル)を使うと、所属しているアライアンスに加盟している航空会社の特典航空券で、無料で飛行機に乗ることができます(手数料や海外燃油サーチャージを除く)。アライアンスとは、複数の航空会社でマイレージサービスの共有やラウンジの共有などを行うチームのことです。

しかしながら、特典航空券を年に何回も利用するとなると、海外出張の多いビジネスマンや富裕層くらいしか手が届かないように思えます。

↑飛行機からたまたま見えた富士山

実は飛行機に乗らなくてもマイルを貯められます

陸マイラー(おかまいらー/りくまいらー)とは、飛行機に乗らずして航空会社のマイル(マイレージ)を貯めている人たちのことです。具体的には、航空系クレジットカードのポイントや提携する商店での買い物などで貯めている人、とされています。ポイントの還元率は0.5%-2.0%くらいでしょうか。

それでも1年に何回も特典航空券を発券するには、かなりの金額が必要です。

ポイントサイトの活用

ポイントサイトとは、企業と提携している広告を実行することによって、広告料の一部がポイントとして還元されるサイトのことを言います。ポイントサイトに登録して、ネットショップや旅行の予約、クレジットカードの発行をする事で、ポイントを獲得するすることができます。そのポイントをマイルに移行する事で、効率的にマイルを貯めることができます。

その詳細については、多くの陸マイラー様が非常にわかりやすく詳細に書いているので、こちらでは割愛し、尊敬する理系マイラー様のブログへのリンクを貼らせていただきます。マイルの貯め方や旅行記なども満載です。

LINEポイントを経由してマイルを貯める

2019年9月現在においては、LINEポイント→メトロポイント(還元率90%)→ANAマイル(還元率90%)のルートが最大の交換ルートで、81%の還元率となります。個人的には出発ルートはmoppy(LINEポイントに還元率100%で移行可)またはLINEポイントにしています。

私はなるべく最短ルートを利用し、面倒な手間のかかる広告(例えば高還元率のクレジットカード発行)はやりません。無理なく継続できる範囲、例えば、ネットで買い物をする時には、ポイントサイトを経由してポイントを増やしています。Amazonや楽天市場、パック旅行は必ずmoppyやLINEのポイントサイトを経由して購入するようにしています。

ポイントの徹底活用術の有料記事はこちら↓

クレジットカードで貯める

ANAワイドゴールドカード

年会費、マイルの還元率、付帯サービスなどのバランスが非常に優れたクレジットカードです。年会費は1万円前後(リボ払いの設定や、ウェブ明細の設定で変動)と、安くはないですが、マイルへの還元率は1.3%以上と、かなり高還元率です。

我が家では家族カードを発行し、クレジットカード決済可能な生活費や家族旅行は全てこのカードを用いています。

JALカード

JALカードはサブ扱いですが、家族マイルを合算するために保有しています。年会費2000円の1番手頃なカードで、主にJMB WAONカードへのクレジットチャージに用い、イオン系列でのスーパーでの決済に用いています。WAONポイントは自動でJALマイルに移行し、たまにボーナスマイルも付きます。

また、カード年会費に2160(税込)をプラスしてツアープレミアムに登録し、対象割引運賃でJALグループ便に乗った場合、通常のフライトマイルにツアープレミアムボーナスマイルが加算され、合計で区間マイルの100%マイルがたまります。法人割引価格でJAL便に乗って出張に行った場合、JALの格安航空券をトラベルサイトで購入する場合などに大活躍します。

家族マイルの合算

主人と私、それぞれにANAカード、JALカードを保有していると、家族のマイルを合算できるというメリットがあります。これは家族カードでも別ブランドでも構いません。

また、手続きをすれば18歳未満の子供のマイルも合算することができます。これにより、お互いの出張で得られたマイレージも加算できる様になります。

本気の陸マイラー活動は結構大変

本気の陸マイラーさん達は、それこそ50万マイル/年くらい貯めたり、SFC修行などされているようですが、ポイントサイトのルールは頻繁にかわりますし、航空会社のマイレージのルールも随時見直されているため、キャッチアップには相当な努力を要します。

使うポイントサイトを絞る、メインのクレジットカードを厳選するなどしないと、その煩雑さに途中で挫折しかねず、陸マイラー活動を続けるのは難しいと言えます。

仕組みを作る

とはいえ、クレジットカードは一度作ってしまえば、あとは自動的にマイルがたまり、また、ポイントサイトも月一回良さそうな案件を見つけたらノルマをこなす、ポイントサイトを経由することはルール化する、などすれ ば、年2回の帰省費用を浮かせられるのでかなりお得です。

距離にもよりますが、年2回家族3人分の往復航空券は金額にして30万円近いので、家計にかなり貢献してくれます。

人気の旅行先と比べ、主人の実家の近くの空港は、お盆正月ピンポイントから1〜2週間ずらし、特典航空券がオープンになった直後に抑えれば、座席を確保することは比較的容易です。

実家への帰省に大活躍!

マイルを積み上げ初めて半年くらいで、主人の実家への帰省分くらいは余裕で貯まるようになり、その後はセブ島やハワイや国内旅行などにも活用させてもらってます。

↑今年は主人の家族と大分で合流して湯布院・別府温泉旅行に行きました。

今後もゆるーく続けます

カードの年会費やポイントサイトの経由などの多少の手間はあるものの、絶大なメリットありとみて、今後も継続していきたいと思っています。