株式投資

保守的過ぎた私が株式投資にハマったきっかけ

株式投資について

不動産投資の次に資産割合が高いのが、株式・投資信託です。今回は株についてお話ししたいと思います。

産休・育休中にありとあらゆる書籍、ムック本、マネー雑誌など読み漁り、株だけでなくFXにも手を出してみたり、かなり迷走した結果、現在は配当利回り、優待を優先した投資手法に落ち着いてます。

今は配当や株主優待のリターンも加味すれば、2018年クリスマスの大暴落時においてもトータルではプラスを維持できる状態です。

↑電車に乗ったら、たまたま隣に座っていた株主優待の神様、桐谷さんから頂いたサイン

株式投資のきっかけ

私は多くの日本人と同様、元々投資には胡散臭いギャンブルという印象を持っていたため、騙されるもんか、という頑なな態度を取ってきました。

これまでの価値観

入社3年目にリーマンショックの煽りを受け、前職場では部門ごと閉鎖され、転職を余儀なくされた経験があります。良くも悪くもその後の価値観に大きく影響した人生のターニングポイントです。それもあってか、お金に関してはかなり慎重で保守的でした。

会社都合の退職となるため、まとまった割増退職金をもらえたのですが、それは全て新生銀行の定期預金講座に入れ、会社契約のファイナンシャルプランナーに勧められた投資案件も断り、高額な年金タイプの保険に毎月数万円を費やしていました。転職後、現在の職場には持株会制度(安く自社株が毎月購入できる制度)もあったのですが、そのメリットを10年間も放置していました。

主人につられて

そんな私がなぜ今投資にハマっているかというと、主人が株で利益を得ている事実を目の当たりにしたからです。主人は投資経験は浅かったのですが、ちょうどアベノミクスに乗った感じでした。しかも、当時は付き合い始だった主人に株を勧めたのは私でした。

主人は倹約家で物欲もそれほどない人間なのは付き合い前から感じていたので、そこそこの貯金を持っているだろうことは容易に想像できました。なので、大金を寝かせておくのは勿体なくない?軽い感じで言ってみました。今思えば、自分はやっていないのに、無責任もいいところですが。

価値観が変わってきた

前回の記事にあるように、私はその頃自宅用不動産を購入したばかりだったので、投資に対する価値観が変わり始めていました。その後主人は素直に楽天証券に口座を作り、本に書いてある通りに投信積立や株の売買を始めたのです。

しかも株価の変動を気にすることなく積み立てられるメンタルも有していましたので、株価に一喜一憂することなく淡々と継続していました。結婚してから運用成績について聞いてみたところ、びっくりするくらいのプラス益でした。

育休を機に私も楽天証券口座を開設し、主人以上に熱心になりました。

また、LINE証券は1株投資が出来(株主名簿にも載り配当ももらえます)、時々行われるセールでは最大7%オフで有名企業の株が買えます。

LINE証券

これまでの反省

前項でも書いたように、私はリーマンショックという底値時期に、大した利息もつかない定期預金に資産を眠らせ、また職場の持株会制度のメリットを10年間も放置していました。さらに、配偶者がいないにも関わらず、高額の生命保険に入っていました。

一方、同じく直近の使い道のない退職金を受け取った元同僚は、地元金融機関のアドバイスに素直に従い、退職金をまとめて運用しリーマンショック後のV字回復によりかなりの益を得ていました。金融機関窓口の勧誘は必ずしも好成績を残すとは限りませんが、リーマンショック後の底値で投資すれば多少の手数料はものともしないくらいのリターンが得られた絶好のタイミングでした。

このように、世の中の仕組みに対して無知でいることは、とても残酷な格差を生み出します。でもそれが資本主義経済なので仕方ありません。

今後の展望

資本主義社会は万人にベストではないものの、歴史的にみて最もフェアな社会的仕組みのため、今後も維持されるでしょう。一刻も早く、日本でも金融リテラシー教育を必須化してほしいと思っていますが、金融庁のレポートの件では多くの人々がマスコミに大きく踊らされるなど、まだまだ先は長そうです。

息子には、ジュニアNISA等を一緒に活用しながら金融リテラシーを身につけていってもらいたいと思っています。