2018年の連ドラ版おっさんずラブをリアルタイムで視聴してから、春田と牧の純愛に魅了されてしまいました。物心ついてから妄想癖のあるオタクですが、この歳で腐女子デビューしてしまったのは間違いなくおっさんラブにハマってしまったからだと思います。
おっさんずラブシーズン1が大好きすぎて、製作陣のファンを嘲笑うようなシーズン2発表後、納得できない気持ちでモヤモヤしていました。
テレビ朝日ホールディングスはおっさんずラブシーズン1がなぜ評価されヒットしたかを十分に分析・理解していないように見受けられ、会社体制にも問題があるように思いました。そこで、株主総会で指摘・質問したいと思い、2019年9月末に、テレビ朝日ホールディングスの株式を購入しました。
しかしながら、製作陣の奢りが透けて見えるSNS、シーズン1ファンを蹴散らししておきながらのシーズン2の残念な脚本と演出による低評価、諸々売り上げがシーズン1の足元にも及ばず1/10程度と、自ら滅したようです。
シーズン2発表当初はショックと怒りで何とも収まらないと思っていたのですが、良くも悪くも負のエネルギーを維持するのは非常に難しく、時間が解決してくれたようです。シーズン2関係者が誰1人得していないことが明らかだったため、気が抜けておっさんずラブに対する熱が覚めてしまい、2020年1月にプラス約5万円の益で売却しました。
昨年の株価低迷期にテレ朝株を購入し、コロナショック前の過熱相場で売り抜け、結果的にうまく行きました。
すっかりおっさんずラブ熱も覚めた今だからこそ、一連を振り返りたいと思います。
なお、当記事はテレビ朝日ホールディングスの株購入を推奨するのもではなく、株を購入することは会社に対する自分の意見を表明することでもあると伝えたい事、念押ししたいと思います。株式投資は他人の情報を鵜呑みにせず、自分で調べて、あくまで余裕資金の範囲で自己責任でやるべきです。
おっさんずラブ愛について
リアルタイムでおっさんずラブが成長する様を見た
いろいろなところで語られているので端折りますが、視聴率数パーセントの深夜ドラマだったおっさんずラブが、田中圭さん演じる春田創一と林遣都さん演じる牧凌太の性別を超えた純愛に熱狂したファンがSNS等を通じて盛り上げ、流行語大賞にノミネートされるなど社会現象となっていく現象をリアルタイムで追ってきました。2018年末には映画化も発表され、いちファンとしてとても幸せな日々を過ごしていました。
シーズン1の続編である映画は2018年の実写邦画として興行収入上位に食い込むほどロングランヒットとなりました。
結構公式に課金した
連ドラ版の特典付きブルーレイBOX、連ドラ版と映画版の公式ファンブック、おっさんずラブ展、シナリオブック、グッズ等々を購入し、劇場版おっさんずラブ Love or Deadに至っては、5回観に行きました。(もっと多く行った方もたくさんいることでしょう。)
これらの課金により公式が潤うことで、おっさんずラブの世界が広がっていくと信じて疑いませんでした。
おっさんずラブ シーズン2
この先はおっさんずラブシーズン2に対する批判的で超個人的な意見や推測が含まれます。シーズン2ファンの方はご遠慮ください。
映画公開中に牧不在の続編発表
2019年9月末、映画も絶賛公開中、深夜ドラマとしては異例のオーケストラコンサートの発表直後に、おっさんずラブ シーズン2となるintheskyの舞台とキャストが発表されました。田中圭さんと黒澤武蔵演じる吉田鋼太郎さん(ヒロイン)だけが続投で、キャストは一新、舞台は航空会社というパラレルワールドで、新たに恋愛ドタバタ劇が起きる、という内容です。
おっさんずラブをコメディとして楽しめるファンの方々にとっては朗報だったのかもしれません。しかしながら、春田と牧の純愛に熱狂したファン層にとっては、林遣都さん演じる牧不在のニュースは、決して喜ばしいものでは有りませんでした。
公式SNSの衝撃
おっさんずラブをゼロから生み出してくれたキャスト・スタッフ陣には感謝しかありません。若いスタッフの多いチームはSNS戦略も巧みで、絶妙な距離感でファンに寄り添ってくれました。
しかしながら、シーズン2の発表で公式SNSが炎上してしまいました。公式SNSのアカウントをシーズン1と分けずに、アイコンをシーズン2にガラッと変えて続編のニュースを流してしまったのです。ほんの数時間前まで春田と牧の永遠の愛を誓った結婚指輪の写真をアップしていたにも関わらずです。
その結果、ファンが感情の置きどころに迷うトラウマ案件となってしまったのです。どうしようもない喪失感に苛まれ、出産後以来のプチ鬱でよく寝れない日々が続いていました。
今、コロナショックで個人投資家のメンタルが試されているところです。長期でフルインベストメントの自分のリスク許容度は意外にも高く、焦らず淡々と買い向かえています。これは、自分がサラリーマンであること、不動産や保険に分散してあること、主人の現金保有率が高いことが背景としてあると思います。
それにしても、自分にとってはおっさんずラブシーズン2発表の方がよほどショックが大きかったのだなと振り返っています。
田中圭さんと吉田鋼太郎さん以外のキャスト総替えの事情は?
真相は分かりません。しかし、田中圭さんの公式ファンサイトや、舞台挨拶の内容、諸々の公式コメントなどから個人的に推測してみます。
続編の方向性
おっさんずラブを春田と黒澤武蔵のラブコメとして、寅さんの様に毎回舞台や春田の恋愛相手を替えて、シリーズ化して継続的に作っていこうと目論んでいたのでしょう。これは映画の舞台挨拶における吉田鋼太郎さんの嬉々とした発言やシーズン2の内容から概ね明らかです。
おっさんずラブはプロトタイプに当たる2016年単発ドラマの時から、ヒロインである黒澤武蔵は結果的に春田に振られてしまう役どころです。ループもののラノベのように、舞台を変えて春田と結ばれるまで続けることができ、主役を背負う重圧も無く、最年長のベテラン俳優として好き放題できる、吉田鋼太郎さんにとってはかなり美味しいポジションです。ここに旨味を感じないはずがありません。批判を受けた結果か分かりませんが、シーズン2で結ばれて(?)完結したようですが。
田中圭さんの意向は?
2018年連ドラでは、田中圭さん演じる春田と林遣都さん演じる牧の純愛を、2人は渾身の演技で魅せてくれました。コメディから入って思いもかけずシリアスな純愛にどっぷり引き込まれた方も多いと思います。
田中圭さんは本格的なブレイク前だったこともあり、連ドラ主演としてこの作品に全てを賭ける気持ちで演技をしていたと語っています。また憑依型俳優である林遣都さんの切ない演技に、多くのファンがシンクロし心を奪われました。田中圭さんはこれまで演じた相手役の中で牧が最も愛しいと感じたとおっしゃっていたので、とても相性が良かったのだと思います。春田が牧に惹かれていく様は生々しく、ドキュメンタリーの様でした。あのタイミングでないと出来ない奇跡のような作品だと思います。
田中圭さんがシーズン2のオファーを受けた時も少なからぬ葛藤があったのではないかと思います。役の上とはいえ、おっさんずラブというコンテンツの中では、林遣都さん演じる牧以外愛することも出来ないし、天空不動産メンバーじゃなければ、続編の成功は難しいと思っていたのではないでしょうか。
でも、自分が降りれば誰か別の俳優がヒット作の看板を背負って春田役を引き継ぐことになり、視聴率が振るわなければ批判の的となることは明白です。田中圭さんは吉田鋼太郎さんに説得されて、続投を決意したという記事がありました。その重圧は相当なものだったでしょう。
感情は画面を通して伝わってくる
このように田中圭さんご本人が複雑な感情を抱えて演じるシーズン2は、春田と牧の本気の純愛劇と同等以上の熱狂を生み出すのは非常に難しいと感じました。
それは単にキャストが異なるというだけではなく、2018年の連ドラのタイミングにおけるキャストやスタッフのハングリー精神とチャレンジ精神が奇跡のように噛み合った、一期一会の作品だったからです。連ドラでは2人が大恋愛をしていることが画面から伝わってきて、まるで天空不動産の面々が本当に存在しているかのようでした。コメディはあくまでスパイスであって、2人の性別を超えた純愛(決して安易なBLではない)が話題を呼んだ大きな理由だと思います。
拙い台本を読み込み、深夜枠でニッチなテーマにも関わらず全く手を抜かずに真剣に演じた林遣都さんの存在が、特にヒットの要因として不可欠だったのだと改めて思いました。
視聴者はバカではありません。これだけ炎上してニュースにまでなった今、画面越しにシーズン2の裏事情は透けてみえてしまうでしょう。どれだけシーズン2が健闘しても、シーズン1以上のものになるのは難しいように思いました。蓋を開けてみれば、シーズン2は健闘すらしていませんでしたが。
ビジネス上の判断?
劇場版から間髪開けずのシーズン2で、クールダウン期間がなかったことは、ファンにとっては精神的ダメージが大きすぎました。これまでSNSを巧みに使いこなしていた公式SNSの中の人ならこの炎上は容易に想像できたことでしょう。
様々なアワードを手にした若手スタッフ達です。全てが自分の手柄であると、奢りも出てきたことでしょう。スタッフの手掛けた、おっさんずラブシーズン1以外の作品を見ると、そこまで光る作品はないことからも、会社というリソースを利用して、奇跡のキャスティングによる俳優陣の功績が重なっただけだっただけなのだと思われます。
経営陣も深夜ドラマの棚ぼたヒットでしたから、その真価を見抜けず、十分にマーケティングを分析できなかったと考えられます。また、ピーチアビエーションというスポンサーがついてしまったので、引くに引けないという状況もあったかと思います。
ドル箱コンテンツに成長してしまったら、熱いうちに稼ぎたいというのはビジネスとして当然のことだと思います。ドラマを長期でシリーズ化するのがテレ朝のお家芸でもあります。
しかしながら、ファンの心情を無視した内容とタイミングは、長期的な視点で見ればやはり方針を見誤ったとしか思えません。社会現象となった今、おっさんずラブの社会的責任は単発ドラマ版の時よりも俄然重くなっていました。
エンターテイメントはエンドユーザーである視聴者の心に寄り添わないと成功しないと思いますし、テレビ朝日の理念「放送・その他の事業を通じて、より魅力的かつ社会から求められる情報やコンテンツを提供し、夢や希望を持ち続けられる社会の実現に貢献する」にも反するものだと思われました。
おっさんずラブが寅さん化したら?
田中圭さん演じる春田と吉田鋼太郎さん演じる黒澤武蔵の基本設定だけ引き継いで、シーズンごとに異なる舞台と春田の相手役が用意されるという寅さん方式で続編が制作されるとすれば、ファンは熱狂するほど後々絶望されられることになる恐怖のコンテンツになってしまうのかもしれません。
このパターンはコメディとしてライトに楽しめる人じゃないと正直受け入れるのは厳しいと思います。特定シーズンのカップリングへの思い入れが強いほど、のちに裏切られることになるのですから。
相棒のようなバディものや1話完結型の医療ものと異なり、ラブストーリーをシリーズ化する難しさがここにあると思います。全キャストを一新するか、天空不動産メンバーのスピンオフ、春田と牧の日常を描く、などならファンも納得したと思うのですが。
テレビ朝日ホールディングス
シーズン2の発表後から放送終了後までTwitterや掲示板も荒れに荒れましたが、テレビ朝日HDの個人株主となり、株主総会で直線質問を投げかけたいと思いました。数字や利益追求を第一とする経営陣には、資本主義的なやり方で要望を出すのが、正攻法かつ効果的なのではないかと思ったのです。
テレビ朝日HDの株価と株主優待
2019年9月末の株価は1690円前後、購入に必要な最低単元(100株)の価格は169,000円前後で,1株当たりの配当40.00円,配当利回りは2.36%でした。一時は2000円を超えていましたので、その時ははかなり割安水準と判断しました。
配当利回り5~6%を超える高配当株もある中、2%強の配当利回りは決して高い方ではないかもしれませんが、自分のポートフォリオにテレビ局はないため、分散投資の効果はあります。預金金利から比べたらはるかに高い水準にあることは言うまでもありません。(もちろん株価下落のリスクはあり、コロナショックのいまは2019年9月末の株価をかなり下回っています。しかしながら長期的には問題ない可能性は高いでしょう。)
100株を有していれば以下の権利が得られます。
(1)自社グループ取扱商品の割引販売
(2)本社ビルの見学と番組収録の見学(3月)
(3)公開番組の観覧(9月)
優待として公式のグッズが割引価格で購入できます。また「題名のない音楽会」や「ミュージックステーション」のライブの観覧がおこなわれることがあります。応募者多数の場合は抽選となりますが、もし当選すれば大変魅力的な優待となります。
また、株主総会に出席して質問するだけなら最低単元でも構いません。
局内のおっさんずラブへの期待
2019年6月のテレビ朝日HDの株主総会通知には、なんと4回も「おっさんずラブ」という文言が出てきます。
それだけ、売り上げ等に貢献し、局内外から期待されているコンテンツと認識されていたということになります。したがって、株主質問として「おっさんずラブ」に言及すれば、経営陣も無視できないと推測できました。
株主の権利は強い
会社の偉い人って誰でしょう?社長?会長?一般的には代表取締役がその会社のトップに位置付けられます(社長はビジネスを実行する人で代表取締役と兼ねることが多く、会長は社長の上に君臨するというイメージがありますが、法律的には「社長」「会長」という名称は使われないそうです)。
代表取締役は、取締役会によって「取締役の中から」選ばれます。取締役は、「会社」から「取締役になってください」と委任されて初めてなれる役職です。
では、この「会社」は何を指すかというと、「株主」です。一般的には、「会社で一番偉い人」=代表取締役社長、というイメージがあるかもしれませんが、法律的には、株主の方が「強い権利を持っている」と言えると思います。
株を購入
2019年9月30日、1690円(購入手数料込みで17万円弱)で、テレビ朝日HD 100株を購入してみました。
もちろん、法令違反や品格を落とすような質問やコメント、権利濫用はダメですが、テレ朝の評価や売上に長期的に貢献する質問になれば良いわけです。因みに、過去のテレ朝株主総会での質問には「時代劇はもう制作しないのか?」というものもあります。割と何でも良いのです。
シーズン2の評価
シーズン2は脚本も矛盾だらけで、林遣都さんのようなずば抜けた演者不在での、田中圭さんの疲労感が伝わる演技、評価はシーズン1の足元にも及びませんでした。もはや感想という感想が出てきません。Yahooのドラマ感想欄が全てだと思います。
シーズン1のヒットにあやかり、公式ファンブック、サントラCD、円盤、おっさんずラブ展など開催していましたが、いずれもシーズン1の売り上げの1/10程度とのことです。スポンサーにピーチアビエーションが付いて、広告宣伝費もシーズン1を上回っているだろうことを考えると、明らかに期待された費用対効果は得られなかったとみえ、ビジネスとして成功したとは言い難い結果だと思います。
株の売却
ずっとシーズン2への抵抗感がありましたが、ここまでスタッフ自らシーズン1の功績を壊していくのをみると、もはや株主総会で意見を言わずとも、テレ朝自身がシーズン2は失敗であると認識せざるを得ない状況と思われました。寧ろ、失敗から学ぶ精神がなければ、今後の成長は見込めないと思われました。
2019年末〜2020年初は、相場全体的に加熱していたので(これは全体的な相場によるもので、良くも悪くもおっさんずラブは全く株価には影響していません)、株価2150円で売却、46000円の利益となりました。
オワコンと言われて久しいテレビ業界ですが、シーズン1でSNSを通じて濃いファンを獲得するという新しいビジネスモデルを見出したにもかかわらず、シーズン1の好結果を丁寧に分析しファンを大切にしコンテンツを育てるという視点が、素人目に見ても欠けていたと思います。
すかいらーく創業者横川さんは、いきなりステーキ創業者一ノ瀬さんに対し、「謙虚になれ、自分本意ではなく顧客目線になれ」といった趣旨のことを言っておられました。これは外食産業だけでなく、エンターテインメント産業にも言えることと思います。より広く、誰にでも当てはまる部分があります。
脚光を浴びたとは言え、ましてや創業者ですらなく、テレビ朝日の一社員・契約者であることを忘れ、ファンを無視して自分達のやりたい事に突き進んだ結果の失敗なのではないかと思いました。当然スポンサーなど大人の事情はあれど、視聴者にはそんなもの関係ありません。芸術家ではないので、分かる人にだけ分かれば良いものでもないと思います。
会社のリソースを使わせてもらい多くのステークホルダーがいる以上、社員として一定の利益を出さなければなりません。また、製作陣はこのヒットが自分達だけの力だと自惚れてはいけないと思います。会社規模のリソースを使い、俳優陣の熱演あってこそのおっさんずラブです。シーズン1のヒットが想定外だったので、シーズン2の失策もトレードオフといったところでしょうか。ネットフリックスなどであれば、二度と仕事はもらえないでしょう。
いち会社員としての振る舞いと矜恃についても考えさせられる一件でした。
まとめ
結果として株主総会の時期まで保有しませんでしたが、自分の気持ちを昇華させる、という意味で、テレ朝株を購入、売却したことは大変意味がありました。
円盤、公式グッズ、本、関連する雑誌、映画チケットなど、注ぎ込んだ分の金額は、テレ朝株の売却益によって補填することができました。夜眠れなかったことやTOEICのコンディションが悪くなったことなど精神面では取り返せないものもありますが、これも1つの人生経験です。
今は、自身のポートフォリオは含み損だらけですが、投資家人生初のボラティリティの高い相場を楽しんでいます。もちろん事態は深刻ではありますが、もはや水際対策段階は過ぎてコントロールが難しい状況であり、ウィルスの危険度レベルがさほど高くないように思われることを踏まえれば、今後治療薬やワクチンが出るまで(おそらく出た後も)共存やむなしと考え、基本的なウィルス対策を十分にした上で淡々と日常生活を送り経済活動が滞らないようにするのが大切だと思っています。
一刻も早く何らかの形で事態が収束して、いつかまた相場全体が元に戻ることを祈って、また夢中になれるコンテンツがどこかから生み出される事を期待して。
株式投資は会社に対して意見を言う権利を得る事でもありますが、大好きな会社を応援したり、家族で楽しめる優待を目的に投資することも一つだと思います。
ファミリーにお勧めの株主優待株は沢山あります。
色々な見方で株式投資を楽しんでいきましょう(投資判断はご自身で行なってくださいね)。
楽天ユーザーであれば、楽天証券がお勧めです。
また、LINE証券は1株投資が出来(株主名簿にも載り配当ももらえます)、時々行われるセールでは最大7%オフで有名企業の株が買えます。